| 五戒 |
仏教で出家しない在家の守るべき五つの戒め。不殺生、不偸盗(ちゅう‐とう)、不邪淫(じゃ‐いん)、不妄語(もう‐ご)、不飲酒(おん‐じゅ)。 |
| 五街道 |
江戸時代、江戸を起点にして設けられた主要幹線道路。東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道。 |
| 五岳 |
中国で古来崇拝される五つの名山。泰山(東)、衡山(南)、華山(西)、恒山(北)、嵩山(中)。 |
| 五官 |
五つの感覚器官。目、耳、鼻、舌、皮膚。 |
| 五感 |
五つの感覚。視覚、聴覚、嗅覚(きゅう‐かく)、味覚、触覚。 |
| 五畿内 |
わが国で、歴代の皇居が置かれた畿内の五か国。大和、山城、河内(かわ‐ち)、和泉(いずみ)、摂津。 |
| 五経 |
儒家の重んじた五つの経典、すなわち『詩経』『書経』『易経』『春秋』『礼記(らい‐き)』。 |
| 五行 |
古代中国で考えられた、天地のあいだに循環して万物を構成する五つの元になる気。木、火、土、金、水。 |
| 五家(ご‐け) |
〔1〕中国の禅宗の五宗派。臨済、 |
| 五刑 |
わが国の律令(りつ‐りょう)で定められた五つの刑罰。笞(ち)〈竹の鞭(むち)で打つ〉、杖(じょう)〈棒で打つ〉、徒(ず)〈懲役になる〉、流(る)〈流刑(る‐けい)〉、死〈死刑〉。 |
| 五穀 |
五種類の穀物、すなわち米、粟(あわ)、麦、豆、黍(きび)または稗(ひえ)。 |
| 五菜 |
五種類の野菜、すなわち韮(にら)、辣韮(らっ‐きょう)、山葵(わさび)、葱(ねぎ)、豆。 |
| 五山 |
〔1〕インドの祇園精舎(ぎ‐おん‐しょう‐じゃ)、竹林精舎、大林精舎、鹿園(ろく‐おん)精舎、那爛陀(な‐らん‐だ)寺。〔2〕中国の南宋の寧宗が定めた最高の格をもつ五つの禅宗寺院。径山(きん‐ざん)寺、景徳寺、広利寺、霊隠(りん‐にん)寺、浄慈(じん‐ず)寺。〔3〕京都五山。天竜寺、相国(しょう‐こく)寺、建仁寺、東福寺、万寿寺。〔4〕鎌倉五山。建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺。 |
| 五色(ご‐しき) |
五つの色、とくに青、黄、赤、白、黒をいう。 |
| 五種競技 |
ひとりで五種目の競技を行い、その総得点を競う陸上競技。男子は走り幅跳び、槍(やり)投げ、200メートル競走、円盤投げ、1500メートル競走を一日に行う。女子は連続二日間で、100メートルハードル、砲丸投げ、走り高跳び(以上第1日目)、走り幅跳び、800メートル競走(以上第2日目)を行う。ペンタスロン(pentathlon)。 |
| 五常 |
儒教で、人の守るべき五つの道徳。仁、義、礼、智、信。また、父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝。 |
| 五節会(せち‐え) |
古代、朝廷で儀式のある日に行われた宴会。元日、白馬(あお‐うま)〈正月7日〉、踏歌(とう‐か)〈正月14日〉、端午(たん‐ご)〈5月5日〉、豊明(とよの‐あかり)〈新嘗(にい‐なめ)祭の翌日〉。 |
| 五節句 |
一年のあいだの五度の節句。人日(じん‐じつ)〈正月7日〉、上巳(じょう‐し)〈3月3日〉、端午(たん‐ご)〈5月5日〉、七夕(しち‐せき)〈7月7日〉、重陽(ちょう‐よう)〈9月9日〉の総称。 |
| 五摂家 |
摂家は摂関家ともいい、天皇を補佐し、あるいは天皇の名で国事行為を代理する摂政関白に任ぜられる家柄をいう。藤原一族の子孫に限られ、鎌倉初期に近衛、九条、二条、一条、鷹司(たか‐つかさ)の五摂家に分れた。 |
| 五体 |
身体を構成する五つの部分の総称。仏教では、頭、両手、両足。または頭、頚(くび)、胸、手、足。漢方では筋、脈、肉、骨、毛皮。 |
| 五大 |
仏教で万物を生成する五要素。地、水、火、風、空。 |
| 五大湖 |
アメリカ合衆国とカナダとの国境に位置し、セントローレンス川の水源となる五つの大湖。スペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖。 |
| 五大州 |
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア。また、オーストラリアを除いてアメリカを北アメリカと南アメリカに分ける場合もある。「五大陸」ともいう。 |
| 五大明王 |
密教の偉大な五人の明王。不動、降三世(ごう‐ざん‐ぜ)、軍荼利(ぐん‐だ‐り)、大威徳、金剛夜叉。 |
| 五大老 |
豊臣秀吉が設けた政権の最高機関を大老といい、徳川家康、前田利家、毛利輝元、小早川隆景(たか‐かげ)〈死後、上杉景勝(かげ‐かつ)〉、宇喜多秀家が任ぜられた。 |
| 五内(臓) |
漢方で、肝臓、心臓、脾(ひ)臓、肺臓、腎(じん)臓の五つの内臓をいう。 |
| 五人男 |
〔1〕河竹黙阿弥の歌舞伎(か‐ぶ‐き)「青砥稿花紅彩画(あお‐と‐ぞうし‐はなの‐にしき‐え)」中の五人の主人公。日本駄右衛門、忠信利平、南郷力丸、赤星重三(じゅう‐ざ)、弁天小僧菊之助。白浪五人男。〔2〕雁金(かり‐がね)五人男〈元禄時代、大阪に横行した無頼者たち〉は、雁金文七、庵(あん)の平兵衛、極印千右衛門、神鳴庄九郎、ほてい市右衛門。 |
| 五人囃子(ばや‐し) |
〔1〕雛(ひな)人形で、地謡(じ‐うたい)、笛、大鼓(おお‐つづみ)、小鼓、太鼓を演奏する五童子。〔2〕江戸の祭囃子で、笛、鉦(かね)、太鼓二人、大太鼓の五役。 |
| 五派 |
〔1〕浄土真宗の五本山。西本願寺、東本願寺、仏光寺、錦織寺、専修(せん‐じゅ)寺。五家とも。〔2〕中国の禅宗の五宗派。臨済、 |
| 五覇 |
中国の春秋時代の五人の覇権者、すなわち斉(せい)の桓公(かん‐こう)、晋(しん)の文公、秦(しん)の穆公(ぼく‐こう)、宋の襄公(じょう‐こう)、楚(そ)の荘王。 |
| 五番立て |
能の演奏の様式。一日に初番目物(しょ‐ばん‐め‐もの)、二番目物、三番目物、四番目物、五番目物の順に「神、男、女、狂、鬼」の五種の能五番を上演する。 |
| 五味 |
甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩辛い。 |
| 五流 |
能のシテ方の五つの流派。観世(かん‐ぜ)、宝生(ほう‐しょう)、金春(こん‐ぱる)、金剛(こん‐ごう)、喜多。 |
| 五倫 |
儒教で、人として守るべき五つの道。父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。 |
| 五輪 |
近代オリンピックのシンボルマーク。青、黄、黒、緑、赤色の五つの輪で、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの五大陸を表す。 |
| 近代五種 |
馬術、フェンシング、射撃(ピストル)、水泳(300メートル自由形)、クロスカントリー(4000メートル)の五種目の総合得点で、個人優勝と三人の団体優勝とを決める。古代オリンピックの五種競技は、競争、幅跳び、円盤投げ、槍(やり)投げ、レスリング。 |
| 富士五湖 |
山中湖、河口湖、西(さい)湖、精進(しょう‐じ)湖、本栖(もと‐す)湖。 |