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ことばの世界
今日のことば
9月6日
草を結ぶ
草(くさ)を結(むす)ぶ
[出典]
〈左伝
(さでん)
・宣公
(せんこう)
十五年〉
死後に恩に報いること。春秋時代、晋
(しん)
の魏顆
(ぎか)
は魏武子
(ぎぶし)
の子であった。武子に妾
(めかけ)
があったが、子はなかった。武子が病んだ時、武子は魏顆に、自分が死んだら妾を他に嫁にやれと言った。後に武子が危篤になった時、武子はこの妾を殺して自分の葬に殉ぜしめよと言った。武子が死んだ時、魏顆は父の正気の時の遺言に従うと言って、妾を他に嫁せしめた。その後、晋は秦
(しん)
と戦った。輔氏
(ほし)
という所で一人の老人が草を結んで、秦の勇将の杜回
(とかい)
を禦
(ふせ)
いでいた。杜回は、老人の結んだ草につまずいて倒れ、魏顆は杜回を討ち取って秦軍を破った。後にその老人が顆の夢に現われ、自分はあの妾の父である、君が先君の正気の時の命に従って娘を助けてくれたので、その恩に報いたのである、と語った。
[参考]
李密
(りみつ)
の「陳情
(ちんじょう)
の表
(ひょう)
」に「臣、生きては当
(まさ)
に首
(こうべ)
を隕
(おと)
すべく、死しては当に草を結ぶべし」とある。
汗馬の労
汗馬(かんば)の労(ろう)
[出典]
〈史記
(しき)
・蕭相国世家
(しょうしょうこくせいか)
〉
戦場での労苦をいう。戦場に馬を走りまわらせ、馬に汗をかかせて立てた、てがら。
[原文]
「今、蕭何
(しょうか)
未
(いま)
だ嘗
(かつ)
て汗馬の労あらず。徒
(た)
だ文墨
(ぶんぼく)
を持して議論し戦わず〔蕭何
(しょうか)
は、これまでに戦場で苦労したことがありません。ただ書類を持って議論しているだけで、実際に戦ったことはありません〕」
9月5日
・骨折り損のくたびれ儲け
・獅子奮迅
9月4日
・魚腹に葬らる
・天上天下唯我独尊
9月3日
・バスに乗り遅れる
・紐付きの金
9月2日
・頭寒足熱
・内弁慶
9月1日
・傾城に誠なし
・上を見れば方図がない
8月31日
・心を込める
・出端をくじく
8月30日
・傍若無人
・筆を揮う
2008年9月
2008年8月
2008年7月