ことば百科

世界名数要覧
同類のもの、またとくにすぐれたものを一定の数にまとめて呼ぶことを「名数」といいます。知って いるようで、正確には覚えていないものも意外と多いでしょう。ここでは、他説もありますがよく知 られているであろう例を集めました。

二十一以上

二十一代集 平安時代から室町時代にわたる勅撰(ちょく‐せん)和歌集。総歌数は三万四千種にのぼる。『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』(以上を「三代集」と呼ぶ)『後拾遺和歌集』『金葉和歌集』『詞花和歌集』『千載和歌集』『新古今和歌集』(「三代集」にこの5つを加えたものを「八代集」と呼ぶ)『新勅撰和歌集』『続後撰和歌集』『続古今和歌集』『続拾遺和歌集』『新後撰和歌集』『玉葉和歌集』『続千載和歌集』『続後拾遺和歌集』『風雅和歌集』『新千載和歌集』『新拾遺和歌集』『新後拾遺和歌集』『新続古今和歌集』(以上を「十三代集」と呼ぶ)。
二十四史 十七史に、『旧唐書』『旧五代史』『宋史』『遼史』『金史』『元史』『明史』を加えたもの。
二十四節気 季節を正しく示すために、太陽年を二十四等分したもの。立春、雨水、啓蟄(けい‐ちつ)、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種(ぼう‐しゅ)、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒。
三十六歌仙 藤原公任(きん‐とう)の「三十六人撰」に名をあげられた歌人。柿本人麻呂、山部赤人、大伴家持、在原業平、紀貫之、凡河内躬恒(おおし‐こうちの‐み‐つね)、伊勢、僧正遍昭、素性法師、紀友則、猿丸大夫、小野小町、藤原兼輔、藤原朝忠、藤原敦忠、藤原高光、源公忠、壬生忠岑、斎宮女御、大中臣頼基、藤原敏行、源重之、源宗于(むね‐ゆき)、源信明、藤原仲文、大中臣能宣、壬生忠見、平兼盛、藤原清正、源順(したごう)、藤原興風、清原元輔、坂上是則、藤原元真、小大君、中務。
四十七士 「忠臣蔵」でも名高い、四十七人の赤穂義士。大石内蔵助、吉田忠左衛門、原惣右衛門、片岡源五右衛門、間瀬久太夫、小野寺十内、間喜兵衛、磯貝十郎左衛門、堀部弥兵衛、富森助右衛門、潮田又之丞(また‐の‐じょう)、早水藤左衛門、赤埴(あか‐はに)源蔵、奥田孫太夫、矢田五郎右衛門、大石瀬左衛門、近松勘六、大石主税(ちから)、堀部安兵衛、中村勘助、菅谷半之丞、木村岡右衛門、千馬三郎兵衛、岡野金右衛門、貝賀弥左衛門、大高源吾、不破数右衛門、岡島八十右衛門、吉田沢右衛門、武林唯七、倉橋伝助、村松喜兵衛、杉野十平次、勝田新左衛門、前原伊助、小野寺幸右衛門、間(はざま)新六、間十次郎、奥田貞右衛門、矢頭右衛門七、村松三太夫、間瀬孫九郎、茅野和助、横川勘平、神崎与五郎、三村次郎左衛門、寺坂吉右衛門。
東海道五十三次 〈日本橋〉、品川、川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚、藤沢、平塚、大磯、小田原、箱根、三島、沼津、原、吉原、蒲原(かん‐ばら)、由比、興津、江尻、府中、丸子、岡部、藤枝、島田、金谷、日坂(にっ‐さか)、掛川、袋井、見附、浜松、舞坂、新居、白須賀、二川、吉田、御油、赤坂、藤川、岡崎、池鯉鮒(ち‐りゅ‐う)、鳴海、宮、桑名、四日市、石薬師、庄野、亀山、関、坂下、土山、水口、石部、草津、大津、〈京都〉。
諸子百家 中国の春秋戦国時代のすぐれた思想家の総称。また、その学派、学説。「百家」はその多さを表した語。儒家の孔子・孟子(もう‐し)・荀子(じゅん‐し)・子思、道家の老子・列子・荘子、墨家の墨子(ぼく‐し)、法家の韓非子(かん‐ぴ‐し)、名家の恵子(けい‐し)・公孫竜、縦横家の蘇秦(そ‐しん)・張儀、兵家の孫子・呉子など。

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